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e-TAG Upgrade of Airlines luggage management
e-タグは、RFID(無線識別方式)のタグを利用して、航空手荷物管理の高度化を図ることを目的としたプロジェクトです。

e-Airportとは?/成田空港

RFIDタグとは、ICチップとアンテナをタグに組み込んだもので、読取り装置であるアンテナから電波を発信し、ICチップに書き込まれた情報を読取るばかりでなく、新たな情報を書き込むことができるのが大きな特徴です。 現在の航空手荷物管理では、紙に印刷したバーコードタグを荷物に貼って管理、仕分処理をしていますが、バーコードはタグの汚れや折れ曲がり、手荷物への取付状態、位置が一定でないことなどに起因して読取りができないということもあります。その結果、荷物が行方不明(ロストバゲージ)になってしまうこともあります。(成田空港においてはバーコードの読取り率は90%を超えていますが、全世界的には70%程度)RFIDタグはこの問題を解決するといわれています。

RFIDタグは、電波によって情報を読取るため、タグの曲がりや汚れに対しても強く、取付状態にかかわらずICチップが破損されない限り100%近く認識できる利点があり、バーコードと比較しても、多量の情報をすばやく簡単に扱うことができます。
 また、バーコードタグでは出来ない、新たな情報を書き込む事ができるため、荷物の配達状況が容易に確認できるようになります。 RFIDタグが実用化されれば、ロストバゲージ数を減らしたり、手荷物の仕分け作業を簡単に行えるため、乗り継ぎ時間の短縮化といった効果が期待できます。

e-Airportとは?/成田空港

NAAは、このRFIDタグ技術を応用した航空手荷物ハンドリングの高度化と、陸空一貫した国際航空輸送システムの早期実現を図ることを目指して、航空会社、宅配会社、印刷会社、その他ITベンダー等をメンバーとする「次世代空港システム技術研究組合(※ASTREC)」の設立に積極的に参加し、RFIDの評価・技術的検証や、手ぶら旅行モデルの検討など、様々な研究や実験を行ってきました。
 成田空港では第1ターミナル南ウイングの手荷物搬送システム(BHS)の故障時のバックアップ用としてRFIDタグを採用しています。
 また、関係する業界とシステムをリンクさせることにより、自宅で荷物を預け、目的地まで大きな手荷物に煩わされることなく移動できる「手ぶら旅行」と呼ばれる新しいサービスを普及させるツールとしても期待されています。

このサービスは、日本独自の宅配サービスと航空手荷物管理を融合し、一元的な手荷物搬送システムを実現することで可能になります。日本航空や全日空は一部の便を除き、またJTBは一部のコースに手ぶら旅行サービスを提供しています。

ASTRECは平成20年5月31日を以って解散いたしました。
ASTRECの研究成果および知的財産権等は、成田国際空港株式会社に継承されております。
 
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