最新のIT技術の導入により、お客様の利便性・航空旅客のセキュリティ向上、空港の運用効率の最大化を図ろうというのがe-Airport構想です。NAAは、(1)エアポートネット、(2)e-インフォメーション、(3)e-ナビ、(4)SPT(e-チェックイン)、(5)e-タグ、(6)電子マネーという6つの柱を掲げ、様々な取組みを行って参りました。
お客様が空港という空間で様々な過ごし方・楽しみ方ができるように、充実したインターネット接続環境を整備することを目的とした(1)エアポートネットは、100円/10分で利用できるインターネット接続用キオスク端末、及び、お客様がお持ちのパソコンでインターネット接続を可能にする有線LAN接続用ケーブル、無線LANアクセスポイントをターミナル各所に整備し、ご利用になったお客様からご好評いただいています。
リアルタイムのフライト情報と地上のアクセス情報を連携させ利用者の目的に合わせた成田空港への最適なアクセス情報を提供することにより、成田空港までの心理的距離を近づけることを目的としました(2)e-インフォメーションは、パソコンや携帯電話でNAAホームページの「成田空港アクセスガイド」上から、行き先または利用航空便名、乗車駅を入力すると、利用する旅客ターミナル、搭乗ゲート、出発予定時刻の他、同便に適した空港までの交通機関の経路、乗換え回数、料金、所要時間などを検索できるサービスを提供しています。鉄道だけでなくバスアクセスとも連携したほか、ホテルを起点・終点とする検索、お出迎えのための検索、重い荷物を持っての鉄道駅での乗換えを反映させた検索など機能は充実しております。
一方、訪日外国人旅行者に携帯情報端末を貸出し、総合的な旅行支援を行うことを目的とした(3)e-ナビについては、実用化には至らず、実験を終了しています。音声認識技術を利用した日英言語翻訳サービスのほか、成田空港の施設および空港周辺の観光情報などの案内サービスがe-ナビの内容であったことから、NAA以外にサービスの主体となる事業者を探したものの、見つからなかったためです。
また、セキュリティを確保したうえで空港手続きを簡素化することを目的とした(4)SPT(e-チェックイン)及びRFID(無線識別方式)のタグを利用して航空手荷物管理の高度化を目指す(5)e-タグについては、現在も実験を重ねており、実用化に向けて検討を進めているところです。また、近年急速に普及している(6)電子マネーを空港全域への導入を決定し、推進しています。詳細については、次ページ以降でご紹介します。
|